赤坂ベヒシュタインサロンでのクリスマス

2日連続更新は初めてかもしれません。
(いやいや、クリスマスコンサートの記事は年内に更新すべきでした・・・)

12/25クリスマスに贈るピアノの魅力@赤坂ベヒシュタインサロンも無事に終了しました。


ベヒシュタインの音色のように温かい拍手を送ってくださった皆様、本当にありがとう
ございました。

連弾とソロを織り交ぜたコンサートは初めてで、なおかつトークも久しぶりでした。
ついあれもこれもお話ししてしまいたくなるので、演奏とのバランスが難しいですが、
お客様との距離が近いので「うんうん」と頷いてくださっていたり、
笑ってくださるのがわかるので、少し緊張がほぐれました。
もちろん、演奏しているときはお客様の様子は目に入りませんが、
お客様の「耳」の状態がこちらにはズシッと伝わってくるので
そこがサロンで弾く怖さです・・・

城島さんとは新年明けてから反省会。
さてさてまたどんな企画が誕生するのか、ぜひお楽しみに。

ちなみにこのコンサートでは、教え子にスタッフをお願いしました。
彼女をはじめ、教え子たちはいつもリサイタルに足を運んでくれたり、
応援メッセージを送ってくれたり。
中学生の頃からしっかりしていた彼女は、落ち着いた仕事ぶりで大活躍でした。

今回は終演後お客様とお話しするお時間が取れたのですが、
10月のリサイタルはバタバタと終わってしまい、いらしてくださったお客様
お一人お一人にお礼をお伝えすることができなかったのが今でも悔やまれます。
(今年9月の第5回リサイタルでは時間に余裕が持てそうです!)

皆様に心からの感謝をいつも忘れずに、前進していきたいと思います。

新年のご挨拶&2018年公演情報!

2018年がスタートしました!本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年は10月に大きなリサイタルと12月にクリスマスコンサートを開催致しました。
お忙しい中、足をお運びくださった皆様に心から感謝申し上げます。
ご案内をお送りさせて頂く中で、嬉しい再会や報告もたくさんあり、いらして
くださる皆様なくしてはコンサートは成り立たないと実感した一年でもありました。

また、私自身が成長していく過程で、「変わる」必要があると痛感させられた体験も
多くありました。

たとえば、楽譜を読む作業。一つ一つのフレーズが、相手に伝わるようにイメージ
できているか。自分の中にある引き出しを全部使って、音に現せているだろうか。

たくさんのイマジネーションと、もちろんそれを表現するためのテクニックが
必需品・・・なのですが、毎日の意識の積み重ねで魔法のように変えられる・・・
ことなのではないかと思っている次第です。


2018年9月、第5回リサイタルを行います。
ヴァイオリンのクリストフ氏と、再び演奏する機会を頂きました。
どうしてもクリストフ氏のブラームスが忘れられず、プログラム前半にブラームスの
ヴァイオリンソナタ第2番を一緒に弾かせて頂きます。
またピアノソロでブラームス晩年の作品群から作品118を、後半には名作である
メンデルスゾーンのピアノトリオを組み込みました。

詳細は下記になります。リサイタル以外にも、コンサートのお知らせは詳細が
決まり次第アップします。
皆様にとっても幸多き一年となりますように!

第5回リサイタル
場所:sonorium(杉並区永福町)
日時:2018年9月24日(月・振替休日)14時開演予定
共演:クリストフ・エーレンフェルナー(ヴァイオリン)
曲目:ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
   ブラームス/6つの小品 作品118
   メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49

クリスマスコンサート チケット完売のお知らせ

12/25に開催いたします「クリスマスに贈るピアノの魅力」はチケット完売となりました。
いらしてくださる皆様と、楽しいコンサートにしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

城島さんとの合わせも進行中です。
実は私は連弾に取り組むのが、大学時代の指揮伴(指揮専攻の伴奏)以来。
ペダルの使い方、楽譜の読み方、ひとつひとつが新鮮で第2、第3の脳が必要なくらいです。
そして四本の手で織りなす音楽の幅の広いこと!ソロのピアノとはまた違った魅力を感じます。

ぜひともシリーズ化してピアノの魅力を2人でお伝えしていきたい!

・・・とまあ、早くも先のことまで夢見る私たちですが、とことんピアノと向き合って
充実した響きを創っていきたいと思います。

クリスマスまであと10日!

12/25(月)クリスマスコンサートのお知らせ

あっという間に12月になってしまいました。
いよいよ街はクリスマスモード!
そこで皆様とぜひ楽しいクリスマスを過ごしたいと、ピアニストの城島恵子さんと
クリスマスコンサートの開催が決まりました。
城島さんとはかれこれ7年のお付き合い。共演は2回目です。
いつも音楽について、ピアノについて、将来について、美味しいものを頬張りながら心ゆくまでおしゃべり。またしても、そのおしゃべりからコンサートの開催が決定しました。

クリスマスの午後はぜひ赤坂でご一緒に音楽を堪能しませんか?
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。
限定35席です!

Liebe zur Musik ありがとうございました!

10/1(日)「Liebe zur Musik」の公演が無事終了いたしました。
皆様お忙しい中いらしてくださり、本当にありがとうございました。
至らぬ点が多々あったかと思いますが、皆様と音楽を共有できたことが何よりも嬉しく幸せな時間でした。心より御礼申し上げます。

前回の記事にも書きましたが、この10日間があまりに濃く、今でも耳の中でブラームスやフランク、モーツァルトが「この部分はこう表現できたのでは?」と問いかけてきて困ってしまいます。
また、クリストフ先生やヘルベルト先生、水谷川先生のお姿も近くに残っていて、今にも先生方の声が聞こえてくるかのようです。3人の先生方の、なんて懐深く温かで、豊かなイマジネーションにあふれていたことでしょう!

これまで聴いたことのない、豊かな歌と音色のブラームス、静かな情熱と柔らかい光とともにあふれる希望が表現されたフランク、そして楽器同士が会話をしているかのようなモーツァルト。
3人の先生方の演奏は本当に素晴らしく、何度も客席で聴きたい、、と思いました。

でも、私が感じた音楽は、共演させて頂いたことで味わえたのです。モーツァルトの1楽章や2楽章を弾きながら、私はたとえようもない哀しみに襲われました。感じることができてよかったと心から思います。

弾き手と聴き手が音楽を共有するとはどういうことなのか。
身をもって、先生方に教えて頂きました。

さて、このあと私がどのように変わっていくか。
大丈夫、まだまだ変われると自分に言い聞かせながら、音楽を育んでいきます。

これからも応援どうぞよろしくお願いいたします。

完売御礼のお知らせ

先週よりリハーサルが始まり、慣れない英語も加わって、頭はフル回転!
私の頭から音符が漏れ出そうです。
共演させて頂く方々の曲に対するイメージや音色のなんて豊かなこと!
ウィーンに留学しているような濃密な10日間です。

そして、10月1日(日)「Liebe zur Musik」はおかげさまで完売となりました。
大勢のお客様と音楽を共有できますこと、幸せに思います。ありがとうございます。
当日はチケットレスとなっておりますので、受付にてお名前をおっしゃってください。
どうぞよろしくお願いいたします。

10/1(日)リサイタルのお知らせ

アダルベルト・スコチッチ氏とのDuo Recitalから約2年。
今回は「Liebe zur Musik」と題しまして、ヨーロッパで活躍されている方々とリサイタルを開催します。

ヴァイオリニスト、作曲家、指揮者として活躍されているクリストフ・エーレンフェルナー氏とブラームスのヴァイオリンソナタを、ウィーン交響楽団首席ヴィオラ奏者のヘルベルト・ミュラー氏とフランクのヴィオラソナタを、また各国でソリスト、室内楽奏者として高い評価を獲得されているチェロの水谷川優子氏も加わっていただき、モーツァルトのピアノカルテットを演奏致します。

  
(画像をクリックすると拡大表示します。)

皆様にぜひお聴きいただければ幸いです。
どうぞ応援よろしくお願い申し上げます。

チケットのお問い合わせは以下のアドレスにお願い致します。
narumi☆haranarumi.com
(☆を@に置き換えてください)

秋に向けて

いよいよ6月も終盤。
今週は雨の日が多そうなので、ブラームスの練習を頑張ろうかな…(ヴァイオリンソナタ
第1番は「雨の歌」と言われています)

さて、秋のリサイタルに向けて、私が課題としたいこと。
それは「語る」演奏をするということ。

作曲家が伝えたい音楽をとことん掘り下げて、「私」の中にある表現できる手段をすべて使って(&開拓して)お客様の耳に届ける。

2016年に亡くなった指揮者アーノンクールの言葉を、ふと思い出しました。

「・・・過去の音楽は歴史の流れの中で、つまり現在との距離が開くにつれて、本来の時代から引き離され、全体としては一つの外国語になってしまった。部分的には普遍的で、
時代を越えるかもしれないが、表現自体はそれぞれの時代のものなので、今日のためにある種の翻訳を行なって現代に移し替えたときにようやく再認識できるのである。」

「・・・作品に忠実な演奏になるのは、作品が最も美しく、しかももっとも明快に表現されたときのみなのであり、それは知識と責任感とが深い音楽的感情とひとつになったときに実現するのである。」

この言葉は、大学での授業で教わった言葉で、当時の私は「うむ。」と何度も頷いていた記憶があります。ただ本能的に感じるがまま弾くだけでは伝わらない。
また、歴史をただただ勉強するだけでも伝わらない。演奏者として、常に意識すべきことがあるのではないか。それを意識することで、何かが変わるのではないだろうか。
大学時代の私に、アーノンクールの言葉は「表現すること」についてのヒントとなりました。

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まもなくチラシが完成します。
素晴らしい共演者の方々と私の、音楽への愛が皆様に届きますように。

ご無沙汰しております

1月の投稿からはや4ヶ月、大変ご無沙汰してしまいました。
新年の目標が早々に守れずお恥ずかしい限り。。。
やっとブログを少しずつ更新できそうな環境(どんな環境?笑)が整いました。

さて、私は来週に控えている「苗の音楽会」に向けてラフマニノフを練習中。
高校(東京都立芸術高校)にてお世話になった、高木早苗先生にお声掛けいただき、出演させていただくコンサートです。

ラフマニノフは、大学の卒業試験で演奏した思い出深い作曲家。
私は大学受験の時に、なぜかドストエフスキーにはまってしまい、「カラマーゾフの兄弟」を受験当日も読んでいた記憶があります。
それがご縁だったのか、大学ではロシアの作曲家を中心に勉強しました。

高木先生にはプロコフィエフの「サルカズムOp.17」を高2の時に教えていただき、その時の私には衝撃的な作品だったので、もしかすると私の「ロシア熱」は先生の影響かもしれない。。。
そういえば、昨年のDuo Canalのコンサートでも、ピアノソロはショスタコーヴィチを演奏しました。

ラフマニノフは、息の長ーい旋律(こう書いてしまうとラフマニノフ特有の憂鬱さのかけらもありませんが(^^;)、プールから湖へ、湖からダムへ、ダムから海へとどんどんあふれていく音楽の波が、人々の心をとらえて離さない、スケールの大きい作曲家です。

来週は「10の前奏曲 作品23」から4番 ニ長調・5番 ト短調を演奏します。

4番は、それこそ出だしから息の長い旋律が登場し、掛け合いが登場し、ドラマが起こってどんどん器を入れ替えながら音楽の波があふれそうになったところで、再び最初の旋律が登場する作品。たぶん聴いている人はみんなここで「うんうん」って頷きたくなるのではないかと思います。

5番にも旋律の波が器を入れ替えていく場面は登場するのですが、あえてここではクライマックスをラフマニノフは用意していません。
そう、クライマックスはおあずけ!激しい行進曲はどこへ向かうのでしょうか。

うーん、書きながらラフマニノフのこういうところが好きなんだなあ、という感情があふれてきてたまらない!さあ器を入れ替えなくちゃ!
…シャンパングラスがワイングラスに、ワイングラスがデキャンタに、、なんて想像しないでくださいね!

Duo Canal

今回は公演から随分時間が経ってしまいましたが、Duo Canalについてお話ししたいと思います。

都立芸術高校音楽科の時の同級生であるヴァイオリンの高山佳南子さんと、10年以上に渡り共演してきました。デュオの名前を考えようか…というタイミングもあったのですが、お尻に火がついたのは一昨年です(笑)

高山さんは現在、大阪フィルハーモニー交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活躍中、また100万人のクラシックライブでも多数の公演に出演されています。

足かけ12年、それまでは演奏会やコンクールといった場面で機会があれば共演してきた私たちですが、これから定期的に活動していくためにもデュオ名はなくてはならぬ!と他団体とかぶらないような名前を考えました。

…かなこ、なるみ、かなこ、なるみ… カナル!(笑)

Duo Canalに決定!

…というわけで、Canalを末永くよろしくお願いします。

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それでは2016年5月から6月にかけてのDuo Canalの活動を写真とともにご紹介します。
2016年最初の公演は、5月4日に神戸三宮の「ピアジュリアン」というお店で開催しました。

初出しプログラムが多かったためかなり緊張しました。


猛反省後に起死回生を誓った公演が5月29日の東村山市文化のつどいでの公演。

プログラムのメインはブラームスのヴァイオリンソナタ第1番 第1楽章でした。
ブラームスはこの曲のこの部分ではこんな風に迷っているに違いない、なんて考えながら弾いていたら、当日聴きに来ていただいた高校時代の恩師(担任の先生)に「貴方たち、何を迷いながら演奏しているの!」と喝が入り、まさかの公演後にリハーサル室にてレッスンスタート!(この写真はありません)

外にまで聴こえる先生の熱いご指導に感謝感激です。高校時代のアンサンブルの授業を思い出しました。


その勢いに乗ったまま迎えた6月4日 大阪府豊能郡豊能町ユーベルホール ロビーコンサート。

やっと納得のいくブラームスが演奏できて2人ともほっと一息。また、トークも3公演目だけに、熱く語れる余裕も出てきました。

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2016年のCanalの公演は「調性」をテーマにト長調とホ短調の曲に絞って演奏しました。それぞれの調性が持つ色やイメージを、2人で膨らませながら曲を仕上げていく作業はとても面白かったし、12年も一緒にいるとお互いの音楽の運び方が良くも悪くも分かってしまうから不思議です。

今回はブラームスには翻弄されました。それだけに、音楽の流れがやっとつかめた時の感動は大きかったです。ユーベルホール前日の合わせで、私たちは手を取り合って喜びました(笑)

これだよ、これ、どうして今までわからなかったのかしら?といつも思うのですが、そこを読み込み自分のものにする作業が「譜読み」という作業なわけですね。

3公演で多くを学びました。2017年もどうぞDuo Canalにご期待ください!